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Windows Vista スタンダード
Windows Aeroが提供されないStarterとHome Basicでのみ利用可能なテーマ。
Windows Aeroの機能限定版にあたる。
Aeroと同様に、DWMを用いており、デザインはWindows Aeroと同一であるが、半透明効果やフリップ機能は利用できない。
上位エディションでは提供されない。
Windows Aero
Vistaの主要な特徴を引き出すスタイル。
Aero対応のグラフィックプロセッサを実装するシステムの特典として利用が可能となる。
ウィンドウの外枠やタスクバー、スタートメニューを曇りガラスのように透過し(Aero Glass・エアログラスと呼ばれる)、更に以下の機能が付け加えられる。
Windows フリップ - Alt-Tabキーによってアクティブウインドウを切り替える機能。
従来は各ウインドウのアイコンとタイトルが表示されるのみだったが、DWMによってウインドウの内容が縮小表示され、より目的のウインドウを選択しやすくなった。
Windows フリップ3D - Win-Tabキーまたはクイック起動ツールバー上の「ウィンドウスイッチャ」アイコンによってウインドウを3D回転として一覧表示する機能。
発売当初、Windows Vistaの新機能の一つとして各メディアに頻繁にとりあげられた。
ウィンドウを最大化している場合は透過機能は利用出来ず、キャプションとタスクバーは黒色で表示される。
Windows Aeroのすべての機能を利用するには、後述の "Vista Premium Ready" のグラフィックプロセッサの項に記載される能力が少なくとも必要である。
また、「個人設定」にある「ウィンドウの色とデザイン」の「透明感を有効にする」のチェックを外せばWindows Vista スタンダードと同一にする事が可能である。
Starter以外の全エディションに含まれ、Windows AeroとWindows Vista スタンダードはこの技術を基盤にしている。
この技術は、従来のように画面を直接描画するのではなく、画面の構成要素をそれぞれ一度バックバッファに描画しておき、必要になった時点でそれらを合成して出力するというものである。
この技術により、ウインドウを三次元空間に並べて一覧表示する「フリップ3D」や下に重なったウインドウを曇りガラスのように透過させる「Aero Glass」といった特殊効果が可能になる(Windows Aeroはこの技術の応用の代表例)。
これらの処理はCPUではなくグラフィックカード上で行われるので、この技術によってCPUの負荷も軽減される。
また、ウインドウ切り替え時の再描画も発生しない。
ただし、動画再生に広く使われてきたオーバーレイ表示は以前からの告知どおり、Windows Vistaから通常でサポートされないようになり、DWMが有効な環境では利用できなくなった。
そのため、オーバーレイを使用したアプリケーションを使う際は一時的にDWMが無効になる。